Helen Kaminski
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Gapuwiyak Culture
& Arts
A CELEBRATION OF CRAFT
クラフトへの想いを込めて
本コレクションは、Gapuwiyak Culture and Arts(ガプウィヤク・カルチャー・アンド・アーツ)のアーティスト/コミュニティとの協働によってうまれた、数量限定のハンドメイドシリーズです。「Djäma Rrambaŋi(ともに創る)」というタイトルには、ふたつの文化がつながる喜びが込められています。
Helen Kaminskiのスリランカの職人によるマダガスカル産ラフィアの手編みブレードに、オーストラリア原産のパンダナスの葉やブッシュストリングを組み合わせ、異なる文化の技術と素材が自然に調和しています。素材はすべて手作業で採取され、天然の染料で染め上げられた後、ガプウィヤクおよび周辺地域に暮らすヨルング族のアーティストたちによって丁寧に編み上げられています。ひとつひとつが世界にひとつだけの特別な作品であり、自然素材と手仕事への共通の想いとこだわりを体現しています。
FASHIONING THE BEST WAY FORWARD
より良い未来へ向けたものづくり
Gapuwiyak Culture and Artsとの協働は、「Best Practice for Indigenous Fashion」プロジェクトにおける最初のケーススタディとして位置づけられています。この取り組みは、先住民の文化や権利を尊重・保護しながら、ファッションやテキスタイル業界とファーストネーションズのアーティストやデザイナーがどのように協働できるかを探ることを目的としています。課題の整理や指針の確立、そして理想的なパートナーシップを築くための実践的なリソースの創出にもつながっています。私たちは、この意義あるプロジェクトに関われることを誇りに思っています。アーティスト一人ひとりが現代のファッション業界で活躍するために必要なスキルを身につけ、それを次世代へと受け継いでいけるよう、共に取り組んでいます。
Culture & Arts
INTRODUCING
Gapuwiyak Culture & Arts
「ガプウィヤク」とは、アボリジニの言葉で「塩水」を意味します。東アーネムランドのレイク・エヴェラ湖の北岸に位置する、内陸の小さなコミュニティです。この地に拠点を構えるのが、Gapuwiyak Culture and Artsです。ヨルング族のメンバーによって運営されるこのアートセンターは、地域および周辺のホームランドに暮らす100人以上のアーティストを支える創造の拠点です。素材の採取や下準備のサポートから、アイデアの探求、知識や技術の習得まで幅広く支援しています。さらに、作品の制作、マーケティング、展示、販売に至るまで包括的に関わっています。私たちが大切にしてきたクラフトマンシップと職人技への取り組みにおいて、新たなつながりとなるこの協働に、大きな喜びを感じています。ガプウィヤク・カルチャー&アートセンターとともに、現代のファッション業界で活躍するために必要なスキルを各アーティストが身につけ、創作活動とビジネスの両面で成長できるよう支援していきます。そして、その知識や経験が次の世代へと受け継がれていくことを目指しています。
MEET THE ARTISTS
このコラボレーションは、Helen KaminskiとGapuwiyak Culture and Artsに所属するヨルング族のアーティストたちが、手仕事や天然繊維に関する技術を共有し合うことから始まりました。こうした交流を通じて、それぞれの文化や価値観への理解と敬意が自然と深まっていきました。そうして築かれた相互尊重の関係性は、コレクション全体の表現にも色濃く反映されています。そして最終的には、Helen Kaminskiならではのデザインと、ガプウィヤクのヨルング族アーティストたちが受け継いできた伝統技術や創意工夫が融合し、意味のあるデザインとして結実しました。
PANDANUS HARVESTING
パンダナスの採取
アーティストたちは四輪駆動車で周辺の湿地へ向かい、パンダナスの葉を一枚一枚丁寧に選びながら採取します。パンダナスはアーネムランドの特定の地域にのみ自生する植物で、その葉(繊維)は編み物に用いられます。採取された葉は、品質と強度を保つために、一本ずつ手作業で裂き、洗浄し、乾燥させていきます。こうした一連の工程は、ラフィア素材の加工方法とも共通しています。
パンダナスの葉は、品質と強度を保つために、一本一本丁寧に手作業で裂かれ、洗浄され、乾燥されます。その採取や加工の方法は、ラフィアの加工工程とも多くの共通点があります。
NATURAL BUSH DYES
天然のブッシュ染料
木の根やベリー、在来の植物や花などの自然素材は、それぞれが持つ染色の特性や固有の色合いを活かして選ばれます。この大切な技術は世代を超えて受け継がれ、土地の自然とヨルングの人々との共生関係を育んでいます。
DYE PROCESS
染色工程
火を起こし、さまざまな木の根を沸騰したお湯に入れて、天然の染料を抽出します。蛍光のように鮮やかな赤やオレンジ、黄色といった美しい色合いが現れますが、この工程はすべて職人の目と経験によって繊細に見極められます。準備が整うと、下処理をしたパンダナスの葉を染液に浸し、自然の色をしっかりと染み込ませていきます。染める時間は、求める色味や濃さによって異なります。
パンダナスの葉はその後、余分な色を落とすために水洗いされ、束ねてから天日で乾燥させます。すべての工程において自然由来の素材を用いることで、最初から最後までサステナブルなものづくりが実現されています。
WEAVING
編みの工程
編みの技術は女性たちの間で代々受け継がれてきたもので、編み込み(プラッティング)やコイル編み、ツイニングといった技法を用いて、一つひとつのデザインが形づくられていきます。
制作は床に座って行うことが多く、脚を張力の支点として使うなど、体全体を使って編み上げていくのも特徴です。
THE DESIGN PROCESS
デザインプロセス
私たちのデザインチームとアーティストは、何千キロもの距離を隔てながらも、非常に実り多く、刺激に満ちたプロセスを重ねてきました。2022年には、それぞれの制作の核となる手仕事や天然繊維の技術について知識を共有することから始まり、互いの創造の背景への理解を深めていきました。こうして築かれた敬意と信頼に基づく関係性が、コレクションの個性豊かな表現や空気感をかたちづくっています。その後は、共有したインスピレーションをもとに、帽子やバッグのデザインへと具体化する共同制作を進めていきました。Helen Kaminskiのアイコニックなデザインと、Gapuwiyak Culture and Artsに所属するヨルング族アーティストたちの伝統技術と創意が融合しています。このコラボレーションは、ヨルング族アーティストの高い技術力と革新性を象徴するものです。
HANDMADE MASTERY
ハンドメイドの真髄
手仕事で仕上げられることで、すべてのデザインが唯一無二の存在となります。それぞれが織り上げられたアートピースであり、ヨルングの人々の伝統や文化を地域の中で受け継ぎながら、世界へと発信していく役割を担っています。
ARTISTRY IN CREATION
Julie Bukandjarri Guyula
Lucy Malirrmurruwuy Wanapuyngu
Kathy Nyinyipuwa Guyula
Julianna Gitjpulu Malibirr
Anna Ramatha Malibirr & daughter
Lucy Malirrmurruwuy Wanapuyngu
With special thanks to Trevor van Weeren, Leoni Bibiyina Guyula, Anna Ramatha Malibirr, Kathy Nyinyipuwa Guyula, Marcia Mawuluawuy Marrkula, Julie Bukandjarri Guyula, Lucy Malirrmurruwuy Wanapuyngu, Julieanne Gitjpulu Malibirr, Rebecca Gamadala Malibir, Michelle Banalinydu Malibirr, Linda Gagati Ngurruwuthun, Joan Milwini Guyula, Michelle Mavis Djulubing Marrkula, Noreen Matay Ashley, Phoebe Hyles, Garry Bishop, James Giles, William Normyle, Shannan Stewart, Arlette Martin, ADRS & Indigenous Fashion Projects.
本コラボレーションは、Copyright Agencyのライセンスのもと実施され、Indigenous Fashion Projectsの指導・支援によって実現しました。同団体は、職人技の価値を広めるとともに、オーストラリアのファッション業界におけるファーストネーションズの権利と利益を守る重要な役割を担っています。
